小倉織の生地をあしらった針山。七宝の待針をあわせました
Story
香り豊かな国産のヒノキを使った枡に、小倉織の生地をあしらった、上品な佇まいの針山。七宝の待針をあわせました。
金属の表面にガラスの釉薬をのせて焼きつけた七宝焼。その七宝を薄片状にした「七宝フレーク」をガラス玉に張りつけ、待針に仕立てました。華やかでありながら気品漂う逸品です。ネイル用の素材として開発された「七宝フレーク」は、藍rishさんが、尾張七宝の窯元である加藤七宝製作所さんと試行錯誤しながら生み出した、新しい七宝の形です。
針山の生地は、江戸時代初期から伝わる小倉織。多用した経糸が色のリズムを生む、立体感あふれるたて縞が特長です。丈夫でしなやかな質感の木綿布は、日本全国で珍重されていました。戦時下の昭和初期に一旦途絶えた小倉織でしたが、数十年後、現代の布として再生します。伝統を継承し、新しい時代の小倉織として誕生した「小倉縞縞」。手織りにない広巾の可能性にも取り組んでいます。
待針3本入り
小さなガラス玉に 美しい七宝の世界を表現しています。
産地
愛知、福岡、岐阜
製作
七宝|伝統工芸ネイル本家藍rish/愛知県名古屋市
ネイルサロンとして技術提供はもちろんのこと、講師としても国内外で活動。世界初の「伝統工芸ネイル」を通じて、日本の伝統工芸の魅力を伝えています。
七宝|加藤七宝製作所/愛知県名古屋市
昭和22年より伝統の技を継承する、尾張七宝の窯元。その技術と経験を活かし、ほぼ創業当時のままの工房から、新しい「七宝」を模索し創造し続けています。
小倉織|小倉縞縞/福岡県北九州市
戦時下の昭和初期に一旦途絶えた小倉織を、1984年に復元、現代の布として再生しました。丈夫で美しいたて縞が特長の小倉織。その伝統を継承しながら、手織りにない広巾の可能性にも取り組み、新たな世界を広げています。
枡|大橋量器/岐阜県大垣市
全国の枡の約8割が生産される岐阜県大垣市。1950年、枡を専門に製作する企業としてその地に創業。 以来「枡」にこだわり、技術と文化の伝承に努め、次世代でも愛用される存在でありたいと、新しい枡の使い方や開発に力を注いでいます。
商品サイズ
※表示の寸法は目安です。実際の商品寸法とは誤差がある可能性があります。
全長 | 35mm |
ガラス玉 | 4mm |
針太さ | 0.5mm |
枡
幅 | 46mm |
高さ | 29mm |
奥行 | 46mm |
取扱い上の注意